2008年1月27日日曜日

Storaceのレッスンメモ 01

順次進行に臨時記号をどう適応するかについて。
教会旋法で考えると、増4度となる音階進行は異教徒的な響きになるのであり得ない。
よって、臨時記号を適応すべき。




イタリアでは2がよい指なので、音階を弾く場合は以下が望ましい。

右手上行 : 2323
右手下降 : 2121

左手上行 : 2121
左手下降 : 2323

弾きにくいわ(*_*)

2008年1月18日金曜日

Brahms: The Complete Sonatas for Piano and Violin / Viola


あまりクラシックは聴かないんだけど、最近は昔のように聴いたりしている。

ずっとバロックばかり聴いていた耳にはかえって新鮮かも。

だけど、やっぱり奏法が心地よくないんだな〜

ヴァイオリンもヴィオラもヴィヴラートかけすぎ!!

このブラームスも曲はすごくイイんだけど病的なヴィヴラートで台無し…orz

もっとナチュラルな演奏ってないのかな。



Elisabeth Westenholz (Piano)
Nils-Erik Sparf (Viola, Violin)

2008年1月14日月曜日

セットかよ(*_*)

ないと思ってたStoraceのCanzonはToccataとセットですた( ̄▽ ̄;)

しっかりCDにも入ってた。

まてよ、つーことは…

弾かないとならんのか!!

2008年1月13日日曜日

電子チェンバロ


Rolandがまたもやこんなものを!!

需要あるのかな…?

あるから作るんだろうけどさ。

「英語ではハープシコード、フランス語ではクラブサンとも呼ばれるチェンバロには、さまざまな様式があります。C-30では、フレンチ・タイプとフレミッシュ・タイプの二つの異なったタイプのチェンバロの音色を内蔵し、ワンタッチで切り替えて使用することができます。
それぞれのチェンバロ音色には、8フィートI(バック)、8フィートII(フロント)、4フィート(オクターブ上)、リュート(バフミュート)の4つのボタンを備え、単独または重ねて演奏することができます。」

↑これはまあ、あって欲しい機能だねぇ。

「これ以外にも初期のフォルテピアノの音色や、チェンバロの音色の魅力はそのままに、強弱表現やダンパー・ペダルの使用が可能な、全く新しい「ダイナミック・ハープシコード」の音色、さらには小型のパイプ・オルガンの音色も備えています。」

むむ…
↑これは余計かな。

「バロックピッチ(415Hz)やベルサイユピッチ(392Hz)にも対応、テンペラメント(古典調律)を変えずに、ワンタッチで全体のチューニングを変 更できます。しかも、デジタルですので温度、湿度や持ち運びによるピッチの狂いはなく、いつでもすぐに安定した演奏を行うことができます。」

↑これはあって当然。
調律せんでいいとこは魅力ではある。

「平均律に加えて、ベルクマイスター、キルンベルガー、バロッティ、ミーントーンの5種類の調律法をサポートしており、ボタンひとつで、演奏曲ごとにテンペラメントを切り替えることが可能です。」

↑これも当然あってしかるべき。
欲を言えば、微妙なチューニング変更もできると嬉しい。

あとはタッチと音色がどんな塩梅かだねぃ。

ま、どうであれ、ウチはイラナイけどねw

2008年1月11日金曜日

StoraceのCD

去年の12月初旬にAmazonで見つけたのが、ようやく手に入った。

今取り組んでいるBernardo Storaceのの全曲が収録されている。

演奏はFabio Bonizzoniだ。
この人のCDはMervloとPicchiを弾いたやつを持っていて、けっこう好きなのだ。

まだmp3に変換しただけで聴いてないけど、今から楽しみ〜♪



※追記
全曲ぢゃなかった…orz
今やってる肝心のCanzonが入ってねぇぇぇ

2008年1月10日木曜日

CALENDAR GIRL



Julie London

1926年9月26日 - 2000年10月18日


3rdアルバムである"Calendar Girl"は1956年リリースなので、30歳頃の写真かな。
中学生の頃、親父が持ってたLPの中にあった。
当時の男子中学生にこのジャケットは刺激が強すぎたのか、今でも鮮明に覚えている。
曲はとっくに忘れてるのにね。

CDで発売されていたのを偶然見つけたので買ってみた。
アルバムタイトル通り、各月毎の曲で構成されているけど、なぜか13曲入りで最後は13月なのだ。

実は、当時よく聴いていた曲は別のアルバムに入っているらしく、そちらも購入しようかと思ったんだけど、どうやら販売されていないようデス

2008年1月7日月曜日

嗚呼 教会旋法

StoraceのCanzonの初レッスンがあった。

まず指摘されたのは、テンポ。

Canzonらしからぬスローなテンポで退屈この上ない。
確かに弾いてる自分も面白くない。
でもこのぐらいのテンポが今のところ最速なのだ…
更なるテンポアップにはウサギ飛びで校庭10週ぐらいのキツい練習は必至。
取り出し練習で少しずつ音を編み上げて行くしかない。

おっと、教会旋法の話だった。

実は当時の楽譜の記譜法は現代の楽典が通用しない。
例えば、臨時記号の有効範囲が小節内とはならないとか。
つまり、1つ目の♪に#がついてても、その小節内の同じ音高の♪には#が適応されない。
原則そうなんだが、実際はそうでもないからややこしい。
はたして臨時記号を適応すべきかどうなのか、その判断には教会旋法の理解が必要らしい。
いわゆる和声に頼っていたのでは、今っぽい旋律になっちまうのかな…

だけど、教会旋法が何たるかの解説はあれど、実践的な文献は手元にもないし、ネットにも見当たらない。

さて、どうしたもんかねぃ…

2008年1月5日土曜日

弾けば弾くほど

自己嫌悪に陥っていく。

手癖だ。

わかってるのに直せない。

どんな指摘をされるのかもわかってる。

なんてつまんない演奏なんだろう。

初調律

昨日、今年最初の調律をした。
本当は毎回するものだが、めんどいし堪えられる狂いならそのまま弾いちゃう。

ふたりで弾いてる曲の時代が違うので、どの音律にするか迷うところだが、実際のところ迷わずミーントーンにしている。

楽だから…

長いこと調律してるのに、いちばん簡単な音律ですら覚えていない。
いつも本を見ながらオクターヴの割り出しをしている。

覚える気がないといつまでたっても覚えられないものなんだな。

それにしても、調律すると必ずと言っていいほど不運に恵まれる。
弦が切れたり爪が折れたり。

今回は爪が2本折れた

触らぬ神に祟りなし…




たまにはキルンベルガーとかヴェルクマイスターとかにしてみたら、また違った響きで新鮮なのかも。

2008年1月1日火曜日

I Will Say Goodbye


新年早々にはふさわしくなかろうこの曲を、Bill Evans Trioで聴いてます。

今の自分を形成したのが中学の頃だとすれば、Bill Evansはずっと心のどこかで響いていたんだろうと、このアルバムを聴くたびに思い起こします。

いろいろ感慨深い出来事や感傷的だったり厭世感にとらわれたりもした。
だけど少なくとも気分的には今よりはるかに真っ当で濃密な時間を過ごした時代。

抱いていた夢や憧れも、今思うとちっぽけなものだけど、それさえ手に入らなかった現在。

今年はそんなあの頃の気持ちを取り戻す一年になったらいいなと。





年取ったんだね、なんだか…