2007年10月12日金曜日

向き不向き

ものごとには当然ならが向き不向きがある

スポーツはもちろんのこと
仕事にも趣味にもそれは言えることだろう
音楽のジャンルや関わり方も人それぞれだし
どんなふうに向き合って行くかは千差万別だと思う

たとえばバロック絵画の鑑賞を考えてみよう

絵画展へ足を運んでも
「きれい」とか「すてきねぇ」で終わっちゃう人もいれば
もっと深く時代背景まで調べて
描かれた内容の本質まで迫ろうとする人もいる

音楽にも同じことが当てはまる

難しいことを考えずに
とにかく音楽を楽しみたいと思う人がいれば
当時の演奏慣習や時代背景まで入念に調べて
演奏に取り組む人もいる

特にバロック時代の絵画や音楽は
レトリック(修辞技法・修辞学)を理解し
描かれたものや楽譜を読み解いて行けなければ
本質には迫れない

そうした作業を楽しみと感じる人もいれば
苦痛だと思う人もいるのだろう

良い悪いではなく
何を楽しいと感じるかはその人によって違うのだね

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